FAQ

Q:ドライバーのシャフトを1インチ切ったらバランスはどのようになりますか?

A:ドライバーの場合、1インチ短くなると4ポイント軽くなります。例えば45インチでバランスがD2のドライバーを1インチカットして44インチにした場合、約C8ぐらいになります。(同種・同重量のグリップを挿した場合)長さを調整する場合、このバランスの変化を目安にして行ってください。

 

Q:長さとバランスを変えずにシャフトをやわらかくできますか?

A:極端に柔らかくすることはできませんが、多少のことなら可能です。シャフトを抜いて、ヘッドのホーゼル内の接着部分を少なくして、さらにソケットを薄いものにすればフィーリングはかなり変わるはずです。
もちろん、接着部分が少なくなったことによってクラブが長くなりますから、バット側でカットして元の長さに合わせなければなりません。
注意:ヘッドとシャフトの接着部分の長さは28mmまでにしてください。
28mm以下になりますと、緩み、折損の恐れがあります。(335チップの場合)

 

Q:軽いシャフトにリシャフトした場合、同じ長さでもバランスは軽くなりますか?

A:ほとんどの場合は軽くなります。但し、バランス計で測定すると軽くなっていても、感覚的にはシャフトが軽い方がヘッド利いているように感じます。
そもそもスィングバランスは、バット側から14インチの位置を支点としたあくまで静止しているときのヘッド側とグリップ側の割合を数字に表したものに過ぎませんから、ゴルファーの感覚とは異なることがあります。また、シャフトの重量配分がチップ側が重いものと、バット側が重いものと種類によって異なる場合があります。チップ側が重いシャフトの場合先よりでバランスがとれ、バット側が重いシャフトは手元よりでバランスがとれます。
メーカーによってはカタログにシャフトのバランスポイント何パーセントと表示しているものもあります。通常パーセントが少ないほどチップ側が重く、逆に多いほどバット側が重くなります。

 

Q:カーボンシャフトのアイアンセットをスチールシャフトにリシャフトできますか?

A:もちろんできます。最近では、スチール/カーボン共にヘッドを兼用していることが多いので、カーボンシャフトの場合0.5インチ長くして対応していることがほとんどです。この場合、通常のスチールシャフトにリシャフトした場合、リシャフト以前の長さよりも0.5インチぐらい短くなります。
注意:ヘッド重量によっても多少異なります。

 

Q:アイアンを重いシャフトから軽いシャフトにリシャフトした場合バランスは変わりますか?

A:同じ長さという前提で、一般的に軽いシャフトにリシャフトした場合、バランスは軽くなります。本来バランスは手元から14インチを支点として、ヘッド側とグリップ側のバランスの割合を数値化したものですので、シャフト部分の重さもバランスに加わります。従ってシャフトの重量が軽くなればバランスにも反映します。

 

Q:アイアンがスライスしてしまうので、ライ角調整でスライスボールが出なくなりますか?

A:ある程度直ります。ライ角がフラットだとインパクト時にトゥが地面(芝)にあたってフェースが開いてしまいボールをこすってしまいスライスボールが出てしまう場合があります。このような場合、ライ角をアップライトにすることでスライスを防ぐことができます。一般的には、クラブの構造上ロングアイアンはスライスが出やすくなります。最近では、#3.4.5とライ角を一緒にしてボールの捕まりを良くする方が増えています。
必ずしもスペックどおりに合わせるのではなく、自分の持球・ミスショットの傾向などを踏まえてうえで自分なりのライ角に設定することもアイアンの方向性を良くするためには大切なことです。
【パターについて】

Q:現在34インチのパターを使っているのですが、長くて使いにくいので1インチ短くしたいのですがバランスはどのようになりますか?

A:当店のホームページの「チューニングについて」でもご紹介しましたが、パターの場合0.5インチ短くなると約4ポイント軽くなります。
従ってこの場合1インチ短くするので約8ポイント軽くなります。
仮に現状が34インチでバランスがD4だとすると、33インチにした場合C6ぐらいになります。しかし、これはあくまでも短くなった事による計算上のことでゴルファーの感覚とは別物です。必ずしも以前のバランスに戻さなければ使いにくいと言うことではありません。
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